旧小田切家住宅 7月15日OPEN
明治から昭和初期にかけて製糸の町として栄えた信州須坂。土蔵造りの町並みが往時の繁栄ぶりを今に伝えています。
旧小田切家住宅は、須坂市から高山村に通りの途中「春木町南」の交差点に位置します。白漆喰仕上げの土壁とぼたもち積みの石積みが特徴的な4棟の土蔵が印象的な建物です。 長屋門と石橋が共に現存する建物は須坂市内では唯一。   
昭和の後半から空き家となっていた旧小田切家住宅を須坂市が買い取り、新たに文化施設として生まれ変わります。ゆっくりくつろげる喫茶も始めます。

 岡信孝 日本画展

会期:2017年2月17日(金)-5月10日(水)

会場:3号土蔵
祖父であり、絵画の師でもあるある川端龍子の薫陶を受け、独自の芸術を切り開いてきた日本画家 岡信孝。須坂市文化財 旧小田切家住宅の開館を記念し、六曲一双屏風《花春秋図》を寄贈いただきました。寄贈作品の公開とともに岡信孝の画業をご堪能ください。

岡信孝 略歴 
日本画家 1932年1月23日生、川崎市出身、横浜市在住。1950年、祖父である川端龍子の主宰する育龍社に入り画家としての経験を積む。1966年、龍子の没後、育龍社は解散、以後、無所属となり、精力的に個展活動を展開する。義父に浜田庄司。信州へのゆかりは深く、善光寺大本願へ天井画と襖絵を描き寄贈している。

 利用案内

所在地 〒382-0074 長野県須坂市大字須坂423番地1
TEL・FAX TEL/026-246-2220 FAX/026-246-2229
入館料 300円
※中学生以下、須坂市内にお住まいの70歳以上の方は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、
 付き添いの方1名は無料
開館時間 3月~12月9:00~17:00 1月~2月9:30~16:30
※入館・喫茶は閉館の30分前まで
休館日 木曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)

 施設案内

石橋と長屋門

石橋のある豪壮な門構えは武家の住宅を想像させる佇まいで当時の繁栄を伝えます。
長屋門と石橋が共に現存する建物は須坂市内唯一。

石橋と長屋門
石橋と長屋門

車寄せ

かつては人力車が納められ、西側は車夫の詰め所となっていました。

車寄せ

水車小屋

明治7年に水車の動力を利用した器械製糸を試みた場所とみられ、須坂における器械製糸発祥の地といえます

水車小屋
水車小屋

主家

千鳥破風、懸魚などの妻飾りを設け、妻壁には縁起の良い小槌と俵ネズミが鏝絵で描かれています。全体的には素朴で近世的な造りですが、座敷や奥座敷は風雅な近代的な造りをしています。

主家
主家
主家

桃の瓦

桃は不老長寿、魔除け、厄除けの果物と云われ、瓦に込めた当時の人々の願いが伝わってきます。

土蔵

白漆喰仕上げの土壁とぼたもち積みの石積みが特徴的な4棟の土蔵。
3号土蔵前の通路には、青い陶板が敷きつめられ、白と青のコントラストがモダン。

土蔵
土蔵

 貸しスペース

展示や会議にご使用いただけるスペースがあります。

利用施設 利用料金 面積 収容人数
上店 1階のみ
(キッチン・洋式トイレ付)
1日(9:00~17:00) 
1,000円
35㎡  
1階・2階 1日(9:00~17:00) 
2,000円
59㎡ 10名~20名程度
2階 1時間につき200円 63㎡ 20名程度

※詳しくは、お問い合わせください。

 アクセスマップ

駐車場は市営駐車場、旧越家をご利用いただけます。

イベント情報

フレーム織り講座

好評につき、一日講座開始!オリジナルのコースターを2枚以上作ります!

  • 日 時:4月23日(日) 10:00~15:00
  • 対 象:中学生以上
  • 持ち物:筆記用具・織りたい毛糸(ベースの毛糸は用意あります。)・昼食(昼食付プラン以外の方)
  • 参加費:1,500円(入館料・材料費込)
         昼食付プラン 2,500円
  • 講 師:久保田知子氏(テキスタイルアーティスト)

お茶席

当日、受付にてお申し込みください。

  • 日 時:4月23日(日) 10:00~15:00
  • 場 所:旧小田切家住宅 奥座敷
  • 参加費:300円(入館料別)
  • 協 力:江戸千家 須坂不白会

小田切家概要

小田切家は大笹街道と谷街道が交差する町の中心地に居を構え、麹(こうじ)、酒造、油、蚕糸、呉服商などを営む豪商として、幕末まで町年寄りや須坂藩の御用達を勤めていました。明治3年(1870)の須坂騒動の際に多くの建物が打ちこわしにあったと伝えられ、現存する建物のほとんどは明治時代に小田切辰之助が再建したものです。
製糸業で栄えた須坂の歴史と、当時の人々の暮らしを現代に伝える重要な遺産として「須坂市指定有形文化財」に指定されています。

小田切 辰之助(1839~1904)

須坂の製糸業の発展に大きく貢献した人物です。蚕種の品質向上のために蚕種組合をつくり、明治6年に養蚕蚕種の指導・取締をする長野県の蚕種大総代になっています。明治8年には日本で最初の製糸結社である「東行社」の創立に加わり、明治17年、「俊明社」も新たに創立しています。また銀行の設立や水道の敷設など町の発展にも寄与し、これらの功績が認められて明治24年に緑綬褒章を受章しています。

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